ベテラン、オーバー40といえばこの選手にはエールを送りたい。
今季フィラデルフィア・フィリーズに移籍する田口壮選手である。
ご存知のとうり、万能型のスーパーサブだ。
日本時代は元々遊撃手でオリックスに入団。
同期入団の中にはあのイチローがいた。
しかし、プロでは遊撃手から外野手に転向。
プロでも有数の外野手として、
オリックスの黄金期をイチローとともに支えた。
その後、FAでセントルイス・カージナルスへメジャー移籍するが、
メジャーの壁にぶつかり2Aまで降格する。
が、環境にもめげず、年齢にもめげずに奮闘。
およそ3年後にメジャーに定着。
カージナルスでスーパーサブとして活躍した。
一昨年のレギュラー・シーズンはもちろん
特にリーグ・チャンピオンシップなどのポスト・シーズンでは
レギュラー顔負けの働きで
カージナルスのワールド・シリーズ制覇に大きく貢献した。
30歳を過ぎてのメジャー移籍ですぐにマイナー降格。それも2Aまで。
プライドも年俸もかなぐり捨てて、
メジャーに上がる道を模索して見事に昇格した田口選手。
一年でも長くプレーして欲しい。
かつて、千葉ロッテに在籍したこともある
フリオ・フランコ選手などは確か49歳くらいでも
サブ・メンバーとしてメジャーでプレーしたはず。
そこまでとはいわないが、長くメジャーで戦って欲しい。
野茂投手が本格的に開けたメジャーへの門だが
いままでマイナー降格の憂き目にあいながら
這い上がってきた選手は、大家投手と田口選手の2人だけだ。
マイナーに降格したり、契約で低い評価だと日本に出戻る選手が多い。
でも、大抵の選手はメジャー帰りということで
高年俸をもらいながら日本でも成績は今ひとつという輩が多いのだ。
その点、大家投手、田口選手、野茂投手は肝が据わっている。
メジャーでプレーしたいという気持ちももちろんだが
アメリカで野球をしたいという強い気持ちがあるからだ。
田口選手は今季移籍した。
チーム事情で若手に切り替える構想のために
自ら契約解除を申し出て、出場機会の多いチームを望んだのだ。
サブ選手でありながら、
セントルイスでは田口選手の移籍を惜しむファンが多かったと聞く。
選手間でも同様だったそうだ。
ベテランでありながら、
2Aから這い上がりいつも笑顔でチームに貢献するプレーをする
その姿がファンに認められていたのだろう。
そして、今季から所属するフィリーズは
外野の選手に不安を抱えるチームなので
大いに田口選手の出番がありそうだ。
今季も田口選手の動向に注目したい。
ケガなく1年でも長くメジャーでのプレーを見ていたいと
思わせる日本人メジャーリーガーである。
2008年1月6日日曜日
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