2008年1月14日月曜日

12球団の捕手事情 オリックス

『優勝チームに名捕手あり』

生涯一捕手、現東北楽天の野村監督の一言だ。
それだけ、捕手の担うところは大きい。

だが、そのレベルまで育てるのには時間がかかり、
また故障の危険も大きい。
そして、現代野球では捕手は守っていればいい
というものではなくなってきている。
打撃面でも、貢献を求められてきており
中心打者の役割さえこなす、強打、好守の捕手が理想像となりつつある。

昔は野村克也捕手、
現代野球でのそのはしりは、
その野村監督の育てた選手の中での最高傑作である古田敦也捕手だろう。

それまでの捕手像を根底から覆したといってもいい。
自ら捕手を希望する子供達が出てきたのは
明らかに古田選手以降の話だ。

それが、城島捕手、阿部捕手、里崎捕手につながっている。

もちろん、前埼玉西武の伊東監督や
現役の矢野捕手や谷繁捕手などの渋い捕手もいい味を持っている。

では現12球団の捕手事情はどうなっているか。
オリックスから見て行きたい。

言わずもがな04年の球団統合騒動の当該球団。
大阪近鉄との統合にもかかわらず、相変わらずの低迷ぶり。
ダブル・フランチャイズは止めて、
天然芝の神戸スタジアムに腰を据えてチームを強化するべきだ。

肝心の捕手事情も心もとない。
現在の正捕手は日高捕手。大卒12年目だ。
年齢も35歳とベテランの時期に差し掛かってきている。
ベテランだけあってリード面では卒がないがいかんせん打力不足。
これまで一度もシーズン100安打を達成してはいない。

そして、日高捕手に続く捕手がいないのがまた痛い。
社会人からの入団5年目の前田捕手も打力不足に泣いている。
鈴木捕手もオリンピック代表選手の肩書きを付けて
中日から移籍してきたもののパッとしないままだ。
2番手の捕手にすら泣いているのが現状だ。

次代を担う捕手として、高卒組の成長が待たれる。
伊藤捕手、横山捕手、土井捕手だ。
特に土井捕手。高校通算43本塁打の素質を持つ。
強肩でもあり、リード面でも課題を克服しつつある。

この3人が揃って成長して1軍に定着するぐらいでないと
捕手不足はもちろん、チームの復活もままなるまい。

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