12球団の捕手事情もこれで最後。 読売巨人軍だ。
いまや、12球団でも屈指の捕手となった阿部慎之介。
貢献度はかなり高い。
長嶋終身名誉監督がレギュラーシーズン1年を棒に振ってでもと、
ルーキーイヤーから抜擢、起用した甲斐があったというもの。
そして、まだそのときには巨人軍には全盛期を過ぎたとはいえ、
ベテラン3人がいたのが大きかった。
斉藤、槙原、桑田の3投手である。
彼らがまだいたからこそ、1年であれだけ成長した部分はある。
しかし、個人的には阿部捕手のキャッチングには感心しない点がある。
投手が投げる時にミットが落ちるのだ。それも手首ごと。
一時期、流行ったシンクロリズムなるものがあった。
投手のリズムに合わせてタイミングを取る打撃リズムなるもの。
それを捕手用に改良して守備面で活用したの
があの前東京ヤクルトの古田捕手だった。
古田捕手の場合の守備面のシンクロは
投手が投球時の重心が沈む時にあわせて
自分も僅かに重心を沈ませてキャッチングに生かしていた。
ただし、ミットは立てたまま。
阿部捕手の場合、同じシンクロでもミットが手首ごと前に倒れてしまうのだ。
結果、若手の多い今の投手陣の場合、
制球が安定しない原因になっているのだ。
肝心なところでのポカや無駄な四死球は
このことが原因だとワシは以前から思っている。
さて、しばらくは阿部捕手で磐石の時代が続くと思うが
その後となるとどうなのか?
いまのところ、ベテラン村田善捕手と加藤捕手でサブはこなせるはず。
しかし、ポスト阿部となるとこの2人は年上と同年代で当てはまらない。
現有戦力では、星捕手と伊集院捕手が2軍で経験を積んでいる。
だが、いずれこの球団のこと。
またぞろ、いざとなったら他球団の選手をぶん取って当てはめることだろう。
あれだけ、毎年高素材の選手をドラフトで獲得しながら
生え抜きのレギュラーはわずか3人というのが
この球団の悪しき体質を物語っている。
懲りない伝統球団よ。盟主などとうぬぼれているがいい。
そのうち、有望新人から見向きもされなくなる時が来る。
そしてそのときは近い。その時ではもう遅いのだ。
2008年1月27日日曜日
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