2008年2月17日日曜日

高橋大輔 世界の頂点へ

完璧な勝利だった。圧巻の演技であった。
一人だけ別次元の世界にいるようだった。

先日の4大陸選手権での高橋大輔選手のフリー演技である。
2位のバトル選手に30p以上の差をつけての優勝だった。
来月の世界選手権に向けて、大きな糧になったに違いない。

演技冒頭での4回転トゥループ。
そして、4回転トゥループに2回転トゥループのコンビネーション。
中盤での丁寧なスピンとサーキュラーステップ。

そして終盤。日本選手権では終盤にスタミナ切れを起こして
それが課題となったが、今回は乱れなく
後半の5連続3回転のジャンプを全て決めて見せて
ストレートラインステップへの盛り上がりに持っていった。

日本男子に、これだけ安定感のあるフィギュアスケーターの
いることをみせつけられて本当に感激した。

高橋選手、本人もいまのところ過信さえしなければ
ケガさえなければ世界選手権もいけると思っているに違いない。
またそれだけの自信に溢れた演技であった。

SP、フリー共に何の迷いも感じさせずに
風格さえ漂わせている最近の高橋大輔選手。

本当に世界選手権での日本男子フィギュア初の金メダルは射程圏内に入った。

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