2007年12月4日火曜日

この時期の監督就任発表に疑問あり

10月24日付けで北海道日本ハムのGMを退任した高田繁氏の東京ヤクルト、来期監督就任が正式に発表された。もう1年GMをやってくれとの北海道日本ハムの要請を振り切ってのことだという。

このタイミングには疑問だ。今期GMを担ったチームがこれから日本シリーズがあり、さらに日本チャンピオンとなればアジアシリーズもあるのにである。GMと監督がそろって来期の就職活動とはいかがなものか?ヒルマン氏を迎えるカンザスシティ、高田氏を迎える東京ヤクルトも北海道日本ハムの全日程を終えるまで待てないものか?日本プロ野球の最高舞台を前にどう考えるのか?もし自分のチームが同じ立場の時に、同じことをされたらとは頭が廻らないのだろうか??

国は違えど、新監督を決めるべく候補面接をしているヤンキースはワールドシリーズ開催中を鑑みて、決定、発表を控えているという。見習うべきだ。おおいに見習うべきだ。水を差すなと思うのは自分だけだろうか??

しかし、わしは高田氏の手腕は高く評価している。(生意気ながら)日本でのGM制度初の成功例といっていい。

選手当時はいままでに例がなく、成功しないというレフトからサードへのコンバートを見事にやってのけ、その年に自己最高成績をマーク。ベストナイン、ゴールドグラブも獲得したセンスと努力の人だ。監督としては、4年間日本ハムの東京ホーム時代を担った。その後、古巣ジャイアンツの1軍ヘッドコーチ、2軍監督を経て北海道元年の日本ハムにGMとして就任。チームを北海道の地域密着に成功。チーム改革も、広い札幌ドームを踏まえた守備力、強肩、走力重視に。ドラフトでも、才能高く、可能性のある高校生を中心に補強。2軍での徹底教育で2,3年で1軍戦力に仕立て上げ、2シーズン連覇を果たしている。森本、田中賢の1,2番、稲葉を最後まで待ってのFA補強。さらに投手陣の充実ぶりはいわずともだ。

もちろん、高田氏だけの功績ではなく、親会社、フロント、現場のすべてがかみ合っての成功だ。
さて、問題は東京ヤクルトの会社、フロントの協力具合だ。今回、高田氏は監督であり、球団最高責任者のGMではない。球団経営や、補強に積極性が感じられない東京ヤクルト。これはいまひとつどころの印象ではない。今期もあれだけの選手を低い年俸でとれる。岩村も抜けたのだからと古田前監督が獲得を望んだ中村紀をあっさり見送り。そして中日入りしてからの結果。これが古田前監督のフロント不振につながり今回の退任に大きく影響したともいわれている。

オリックスを見るまでもない。監督だけではどうにもならないのだ。親会社、フロントの協力がなければ。いまやオリックスは東北楽天を成績で下回っている。分配ドラフトでいいとこ取りしたのに
わしは、高田新監督の野球におおいに注目している。また東京ヤクルトのフロントにも注目している。今年の親会社の株主総会では、球団を強くする気もなく、赤字のままなら球団を手放せ、売却しろとの声もあったという。


今回、高田新監督にさえ協力的でなければ、そのような株主や周辺の声がおおきくなることは間違いない。 どうする? 東京ヤクルト。北信越か四国にフランチャイズを持ってくか?それとも売却するか??

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