2007年12月12日水曜日

フィギュアスケート。SPとフリーの違い。

フィギュアスケートのシングル競技は、男子、女子ともに
ショートプログラム(SP)とフリースケーティング2種の演技、採点で順位が決まる。


一番の違いは、時間的制約だ。SPの場合は男子、女子ともに2分50秒。

明らかな時間オーバーは減点対象となる。
細かい事は割愛するが、
この時間内に、それぞれ決められた8つの技術要素を必ず入れて、演技をしなければならない。

採点は、技術点(テクニカル・エレメンツ)と演技構成点(プログラム・コンポーネンツ)とで争う。


SPの場合、この決められた『8つ』の技術要素というのがミソで
ひとつ、ひとつの技術要素を的確にこなさないと大幅な減点対象となってしまう。

たとえば、連続ジャンプ(コンビネーション・ジャンプ)の要素の時に
転倒や体制不十分で、連続にならなかった場合、最悪0点となりおおきく採点に影響する。

転倒の場合は自動的に減点1となる。2回転倒すれば2点減点となる。


さらにここで、順位が低いとフリースケーティング時にも大きく響く。

SP時の順位でフリーのときの滑走順が決まるために、
最終滑走組6人に入らないと、自然とフリーの採点が伸びない事になる。

去年から、今年の浅田真央選手がいい例で、SPの時にミスをする傾向が続いている。
なので、自然とフリーのときに『挽回しなければ』という重圧がかかり
無難にまとめる演技になったり、挑戦的な気持ちが出にくくなるのだ。


フリースケーティングは男子が4分30秒。女子が4分ジャスト。
で、最大10秒までなら短くても、長くても誤差が認められる。

このなかで男子は14の技術要素、女子は13の技術要素を時間内に演技する。

採点はSP同様に技術点と演技構成点との合計で争う。
が、SPに比べて、時間、技術要素が増える分、
得点も伸びるので一発逆転もありうる事になる。

また、演技時間後半の2分以降のジャンプに関しては
基礎点を1.1倍にするボーナスポイントもある。
後半にジャンプを多く飛ぶ選手はこのボーナスポイントを狙っているわけだ。

ただしフリーの場合も、転倒の場合は自動的に減点1となる。
3回転倒すれば3点減点となる。

各選手は、自分の得意、不得意のあるなかで、
技術点の高い要素を取り入れたり組み合わせたりしながら、
高得点を狙っていくことになる。


さて、明日は男子シングルに出場する6選手について書いて行きたいと思う。

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